2006年01月01日

上手なコール&レスポンスとは?

 今回はソリストとの「コール&レスポンス」について考えてみたいと思います。

要は、「ソリストの出したフレーズに対して、どうやって合いの手を入れるか?」

ということです。そんなことを気にしながら、まずは動画を見てみてください。


session.jpg
http://www.geocities.jp/feelin_the_spirit/051030.wax


この動画の中では、ギターソロ中にコール&レスポンスが行われている場面がありましたね!

・8ビート(1分18秒〜、8小節)
  ↓
・16ビート(1分35秒〜、8小節)

の部分です。


ここでは、ソリストであるギターが隙間の多いフレーズを弾いていますね。その隙間にキーボードの合いの手が入っているわけです。

ソリストが隙間を空けて「お前ら何かしろよ〜」というメッセージを出したところ、キーボードがそれに答えたんです。


では、コール&レスポンスをする時の注意点を考えてみましょう。これが今回のポイントです!



ポイント@全員でレスポンスしない。


この部分では、ソリストのフレーズにレスポンスしているのはキーボードですね。

でも、合いの手は誰が入れてもいいんです。

別にキーボードがレスポンスしなければいけない訳でもないし、ドラマーやベーシストがレスポンスしてはいけない訳でもありません。


では、この場合はなぜキーボードが一人で合いの手を入れているのでしょうか?

キーボードが合いの手を入れていたから、後の二人はしなかったんです。


この思考回路はセッション中、とても重要だと思います。

バッキングの音が多すぎると、バンド全体のサウンドがごちゃごちゃしてまとまりのないものになりやすいんですね。


基本的に、ベースとドラムがリズムを出していて、それにメロディーが乗っていれば、それで音が足りないということは決してありません。


常に全体のサウンドのバランスを考えることが大事です。


楽器の前に座っていると自分の音中心で考えてしまいがちですが‥

「お前のドラムは音数が多すぎるよ!」なんて言われた時は、こんな視点で考えてみたらどうでしょうか?
(私も言われたことがあります。笑)




ポイントA話題を変えない。


セッションは会話です。「おはよう」と挨拶しているのに、「こんばんは」なんて答えられたら困ってしましますよね?

そして、ソロをとっている人がいれば、会話の中心は常にソリストです。

要するに、「ソリストがやったことに対して、全然関係のない合いの手を入れない」ということです。

極端な話をすれば、ソリストが8分音符主体でゆったりとしたフレーズを弾いているのに、ドラマーが32分音符のフィルインを入れてしまったり‥ということです。



では、どんな風に合いの手を入れてあげればいいのでしょうか?

ソリストの弾いたフレーズを少し変化させて返してあげればいいと思います。

でも、ドラムって出せる音程が限られているので、ソリストと同じフレーズはもちろん出せません。

ソリストのフレーズと似たリズムを叩いてあげるとか、色々な方法があると思いますが‥



こんな方法はどうでしょうか?「歌で」返してあげればいいと思います。


例えば、ソリストが「タララ〜」ときたら、

ドラマーは「タカトン」と返してあげるとか。


ソリストのフレーズを口で歌ってみて、それに近いニュアンスのフレーズを出してあげればいいと思います。

このようなやり方で叩いていれば、ソリストの話題とかみ合っていない話を振ってしまうことはなくなりますよ!




さて、今回は「コール&レスポンス」について考えてみましが、

ポイントは「全員でレスポンスしない」
     「話題を変えない」

ということでした。次回はベーシストとの関係を考えていきたいと思います。

お楽しみに!





*このブログは、「これだからジャムは止められない!」というページと連動した記事を載せています。

 もしこのページを見てジャムセッションに興味をもっていただけたら、こちらのサイトも是非合わせて読んでみてください!

 「これだからジャムは止められない!」
posted by キナミ at 14:02| Comment(0) | TrackBack(2) | セッション動画解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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